
「運動会の準備、何から始めればいいの?」
「当日の朝、バタバタしそうで不安…」
そんな悩みを抱えているママは多いのではないでしょうか。私も、あやか(5歳)の初めての運動会の時は、準備に追われて前夜は眠れませんでした。
でも実は、運動会の準備は計画的に進めることで、当日をゆったりとした気持ちで迎えられます。今回は、実際に試して効果があった「運動会準備を楽にする5つの工夫」をご紹介します。
みほ工夫1:持ち物準備のチェックリスト活用術
運動会の持ち物は意外と多く、当日の朝に「あれがない!」と慌てることがよくあります。事前にチェックリストを作成しておくと、準備漏れを防ぎ、心にも余裕が生まれます。
基本の持ち物チェックリスト
| カテゴリ | アイテム | チェック |
|---|---|---|
| 子ども用 | 体操服・紅白帽子・運動靴・タオル・水筒 | □ |
| お弁当関連 | お弁当箱・おしぼり・レジャーシート・保冷剤 | □ |
| 応援グッズ | カメラ・ビデオカメラ・日傘・折りたたみ椅子 | □ |
| その他 | プログラム・筆記用具・ゴミ袋・救急セット | □ |
準備を楽にするコツ
1週間前に一度チェック
体操服のサイズや汚れ、運動靴の状態を確認。名前が薄くなっていないかもチェックしましょう。
前日夜に最終確認
当日の天気予報を確認して、必要に応じてカッパや着替えを追加。水筒の中身も前日に準備しておくと安心です。
我が家では、このチェックリストを使うことで準備時間が30分短縮されました。「あれ忘れた!」のストレスもなくなって、当日の朝に余裕が生まれています。
工夫2:前日準備を週末に分散する時短テクニック
運動会前日の夜は意外とやることが多く、すべてを前日に集中させると疲れてしまいます。準備を週末に分散することで、平日の負担を大幅に軽減できます。
週末分散準備スケジュール
| タイミング | 準備内容 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 2週間前の土曜日 | 体操服・用品の状態確認 | 15分 |
| 1週間前の日曜日 | お弁当メニュー決定・買い物 | 30分 |
| 前々日の金曜日 | お弁当の下準備(野菜カットなど) | 20分 |
| 前日夜 | 最終チェック・荷造り | 15分 |
分散準備のメリット
精神的な余裕が生まれる
準備を分散することで、一度に抱える負担が軽くなり、精神的な余裕が生まれます。
忘れ物のリスクが減る
時間をかけて準備できるため、「あ、これも必要だった」という気づきが生まれやすくなります。
家族の協力を得やすい
「今日これをお願いします」と具体的にお願いしやすく、家族の協力も得やすくなります。
工夫3:当日朝のバタバタを防ぐ前夜準備リスト
運動会当日の朝を慌ただしく過ごしたくないなら、前夜の準備が鍵となります。「前夜にここまでやっておけば大丈夫」というラインを明確にしておきましょう。
前夜準備チェックリスト
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洋服の準備
子どもと親の服を全てハンガーに。靴下や下着も一緒にセット。 -
お弁当の下準備
野菜カット、煮物完成、冷凍食品の確認まで済ませる。 -
持ち物の荷造り
カメラのバッテリー充電、水筒準備、応援グッズをバッグにイン。 -
当日スケジュール確認
集合時間、プログラムの流れ、家族の役割分担を最終チェック。 -
翌朝の準備
アラームセット、朝食準備、天気予報の最終確認。
朝の時短効果
この前夜準備リストを実践することで、当日朝の準備時間を大幅に短縮できます。
この方法で、運動会当日の朝の準備時間が1時間半から30分に短縮されました。あやかも「ママ、今日は慌ててないね」と言ってくれて、落ち着いた朝を過ごせるようになっています。
工夫4:お弁当準備の効率化・時短アイデア
運動会のお弁当作りが最も負担に感じるママが多いのではないでしょうか。見栄えも気になるし、量も普段より多く必要。でも、工夫次第でかなり楽になります。
効率的なお弁当メニュー構成
| カテゴリ | 前日準備可能 | 当日朝のみ |
|---|---|---|
| 主菜 | 煮物・マリネ・照り焼き | 卵焼き・揚げ物の温め直し |
| 副菜 | サラダ・和え物・きんぴら | ミニトマト・ブロッコリー茹で |
| 主食 | おにぎりの具・混ぜご飯の素 | ご飯炊き・おにぎり成形 |
| デザート | フルーツカット・ゼリー | 盛り付け |
時短テクニックチェックリスト
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冷凍食品を賢く活用
から揚げやハンバーグは高品質な冷凍食品を利用。朝温めるだけでOK。 -
一品で複数の色を使う
三色丼や彩り野菜炊めなど、一品で複数の色が入るメニューで品数を減らす。 -
大きめのお弁当箱を活用
小分けの手間を省くため、家族全員分を一つの大きなお弁当箱に詰める。
この方法で、お弁当作りの時間を朝の1時間半から45分に短縮。あやかも「ママの手作りお弁当おいしい!」と喜んでくれて、冷凍食品を使っていることには全く気づいていません。
工夫5:撮影・観覧場所取りの賢い戦略
運動会当日、良い場所で応援・撮影するための場所取りも重要なポイントです。闇雲に早く行くのではなく、戦略的に準備することが大切。
効率的な場所取り戦略
1. 事前の下見
可能であれば、運動会前に園庭を見学して、プログラムに応じた最適な場所を把握しておきます。
2. パパとママの役割分担
場所取りはパパ、お弁当準備はママなど、夫婦で役割を明確に分担。一人ですべてを抱え込まないことが重要です。
3. 他の保護者との協力
仲の良い保護者同士で場所取りを協力し合う。お互いの場所を確保し合うことで、トイレ休憩なども安心です。
撮影成功のポイント
| 撮影機材 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| スマホ | 手軽・すぐシェア可能 | バッテリー切れ・容量不足注意 |
| デジカメ | 高画質・ズーム機能 | SDカードの容量確認必須 |
| ビデオカメラ | 動画記録・音声もクリア | 三脚があると安定 |
あやかの年中運動会では、徒競走とダンスの両方を撮影したくて場所移動。でも、移動時間を計算に入れていなくて、ダンスの最初を見逃しました。複数の競技を撮りたい時は、移動時間も考慮した撮影計画が大切です。



今すぐ実践!運動会準備を楽にする5つの行動リスト
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。運動会準備のストレスを軽減するための具体的な方法をお伝えしてきましたが、読んだだけでは効果は得られません。
まずは以下の5つの行動から始めてみてください。一つずつクリアしていくことで、確実に準備が楽になります。
今すぐ実践!5つの行動リスト
- 【今日】持ち物チェックリストを作成する
→ 忘れ物によるストレスが90%軽減します - 【1週間前】体操服・用品の確認を完了させる
→ 前日の「名前が薄い!」「サイズが小さい!」パニックを防げます - 【前々日】お弁当メニューを決定・買い物を済ませる
→ 前日の準備時間を1時間以上短縮できます - 【前日夜】服・荷物・お弁当下準備を完了させる
→ 当日朝の準備時間も40分短縮、余裕の朝を実現します - 【当日】家族での役割分担を実行する
→ 一人で抱え込まず、みんなで楽しい運動会にできます
この5つの行動を実践すれば、運動会準備にかかる時間とストレスを半分以下にできます。準備で疲れ果てるのではなく、子どもの一生懸命な姿を心から応援できる運動会になるはずです。



今年の運動会を、家族みんなが笑顔で楽しめる素敵な思い出にしてくださいね。
よくある質問(FAQ)
Q: 雨天延期の場合の準備は?
雨天延期に備えて、お弁当の食材は前日購入を避け、当日朝に判断するのがおすすめです。また、延期の連絡方法(園からのメール・電話)を事前に確認し、家族で共有しておきましょう。体操服なども念のため2日分準備しておくと安心です。
Q: 下の子がいる場合どうする?
下の子連れの運動会は、ベビーカーや抱っこ紐、おやつ、オムツなどの必需品を別途チェックリストに追加します。場所取りの際は、ベビーカーを置けるスペースも考慮して選びましょう。授乳やオムツ替えの場所も事前に確認しておくと当日慌てません。
Q: お弁当は市販でもいい?
もちろん大丈夫です!コンビニのお弁当やおにぎり、サンドイッチでも全く問題ありません。大切なのは子どもを応援することです。手作りにこだわりすぎて疲れ果てるより、市販品を上手に活用して当日は笑顔で応援することの方がずっと価値があります。
子育て支援に関する詳しい情報は、厚生労働省 子ども・子育て支援でもご覧いただけます。
完璧を目指さなくても大丈夫。子どもたちは、ママパパが応援してくれているだけで嬉しいものです。準備で疲れ果てるより、当日は笑顔で応援することが一番大切ですね。







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